和歌山旅行の四日目、最終日です。とはいえ、この日は空港まで安全運転して、飛行機で帰るだけです。
五時に起きてホテルの朝風呂にはいります。コンビニのサンドイッチを食べていそいそと運転席に座ります。
空港にレンタカーを返すときにガソリンを満タンにしておこうというときに、和歌山は全国でもガソリン価格の安い土地だときいて、チェックアウトしたホテルのもよりのガソリンスタンドに寄ってみたら、相場よりも二十円も安いのにおどろきます。よろこんで満タンにして大阪に帰っていきます。
和歌山インターから阪和道、阪神高速とわたっていきます。早起きのかいがあってゴールデンウィークの渋滞はまだできていません。まばらなトラックに混ざりながらのんびり進んだあと、都心での環状線に乗り入れれば、短い距離に目まぐるしい分岐があって、カーナビの注意をよくききながら慎重にいきます。
そのカーナビが返却前にもよりのガソリンスタンドへ誘導してくれるのにそのまましたがって豊中北でおりて、頭のうえには大阪空港料金所があるところのガソリンスタンドで、和歌山から大阪までのガス代をはらいます。トリッキーな路地を抜けるのに難儀しながら、空港まではものの数分です。レンタカーを返します。
空港前のカフェでホットドックとコーヒーをゆっくりいただいて、なおのんびりお土産屋さんをみて、本屋さんをみて、ようやくとおもってもまだ二時間もある待ち時間を持て余しながら保安検査を終わらせます。ディアンジェロの追悼ムックをさっきの本屋さんで手に入れておいて、パラパラ読みながら待ちます。
点検の都合で十分ばかりの遅れがあったあと搭乗がはじまって、中型のプロペラ飛行機にぞろぞろと乗ります。エンジンをかけて機体が揺れる感覚のあるのに大型機との違いをたのしくおぼえます。窓側の席はプロペラをすぐ横にみて、搭乗口でいただいた飴をなめながら待つうちに離陸です。離れていく地面をしばらくながめたあと、気づけば眠っているのでした。
仙台空港に着いたらスーツケースを受け取って、駐車場の精算をしてのんびり帰っていきます。機械で車を撮影して入庫管理をしているというとき、精算機にナンバープレートの番号をいれると、みまちがえるはずもないカーシェアリング協会のステッカーですぐにそれはぼくの車だとわかるのでした。
帰り道は高速道路に乗るのがおっくうで、東部復興道路の下道から、仙台港、塩釜、松島、奥松島と通って帰ります。三十分くらい遠回りになったかしらとおもいながら、無事に帰宅となります。
生協の配達を止め忘れていたのを大家さんにあずかってもらっていたのを受け取りにいって、不在のあいだに玄関先の雑草もきれいになっているのも大家さんの親切と気がついて、お返しに奈良と和歌山のおみやげをおわたしできたら、今年のゴールデンウィークはおしまいとなります。