久しぶりに晴れた木曜日の夜からバイクを走らせる気になって、あそこは高いけどうまかったよ、とひとがいうのをきいていた「なるとや」まで片道50キロくらい、仙台の向こうの名取まで夜ごはんを食べにいく。

七時前に出て八時につくような行路で、国道4号の陰にあるお店は車でなければくるのはむずかしそう。着いたときにちょうど何台かが出ていって、また何台かがはいってきて、レンタカーでやってきているお客さんもいる。

ふつうの塩ラーメンで千円、特製塩ラーメンなら二千円といって、倍は高いけれども…とおもいつつ、はるばるきたものだからその二千円のラーメンを注文した。おおきなどんぶりに味玉、メンマ、エビワンタン、炙りチャーシューがドカンと載ってやってきた。

スープも麺もワンタンもうまい。ただ、厚切りのチャーシューが4つもあって、際限なくにじみ出てくる脂がちょっとくどくて、食べきるのが苦しかった。ひとつならおいしく食べられて、ふたつ食べればもうたくさん。4つまであるのを後回しにしていたら、スープまで脂でギトギトになってしまった。

ちょっと上の先輩とかが、もう年でラーメン大盛りを食べきれないと嘆くのをきいて、まだわからんけどそんなものかとおもっていたのを、はじめて実感として経験する。こうして努力しないと食べられないものが増えて、そんなの楽しくもないから食べないようになっていくんでしょうね。

とはいえ、単価をあげるために無茶苦茶な増量をしている無茶苦茶な料理を食べられなかっただけという気もする。すくなくとも特製と呼ばずに全部盛りとかいってくれていれば、これを頼もうとはきっとおもわなかった…