秋祭りのあとの日曜日は航空自衛隊のイベントで松島基地のお祭りに母を連れていく。

朝から戦闘機のにぎやかな音がきこえて、開場にあわせて基地のゲートをくぐる。曇天のことで、天気ならきのうのほうがよかった。

さまざまな機種の訓練飛行をみる。よりおおきな戦闘機が空気をはげしく揺らして地響きを残して飛ぶのにくらべれば、ブルーインパルスの飛びっぷりは優雅で華やかと呼べることがよくわかる。小型機は揚力を味方につけて飛び、大型機は抵抗にあらがって猛進するのがよい対比になっている。

警察犬の紹介ブースで、基地内にあらわれた不審者を制圧する訓練をみる。吠えろと命令されれば吠え、噛めと命令されれば噛む。攻撃やめと命令されればすぐにやめるので、忠実なんです。そういってはじまった訓練で、たしかに命令どおりに吠え、噛みついて制圧成功するところをみる。そして「攻撃やめ!」の命令が出たとき、命令どおりに終わらずにあくまで執拗に噛みつき回すのをみて、ドッと笑い声があがった。

仮設トイレに大行列があるのに母は並んで、おもわず40分もかかって閉口しておられる。露店があって焼きそばとかフランクフルトを出しているけど、それも行列になっているのをみて、いちど家に帰ってお昼にすることにする。

ファミリーマートで煮卵とメンマを買って、冷蔵庫のラーメンを茹でたのに乗せて食べてもらう。古いネギの切れ端しかないのを済まないようにおもいながらそうとはいわずに刻んで出せば、ネギがあってちょうどいいわといってもらう。

午後からもプログラムはあるけど、もういちどひとごみにもどらなくてもいいわね、といって、母は午後すぐの仙石線ではやめに帰るという。駅が混まないはずがないので、仙台まで座って帰れるようにと石巻まで車を出して送ってさしあげる。

石ノ森章太郎のラッピング電車に座れました! とよろこんでいそうなメッセージがあって安堵する。